« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月の記事

2009/04/21

2009国別対抗戦

予想外にいい試合でしたね。

世選で悔いの残った選手(ジュベール、浅田真央)はここで悪い流れをリセット、
うまくまとめた選手(ライザチェック、ロシェット)はここでも手を抜くことなく、「まぐれじゃないぞ」をアピール、
今シーズン、本人たちも戸惑うほど一躍脚光を浴びたチャンと小塚は、ここで新たな課題を突きつけられる大会に。

当初は「この時期に」この試合を行うことに疑問符は多かったが、いい意味で力も抜け、且つ、選手たちにとってもシーズンを締めくくれるいい機会になったのなら、今後も発展していくといいですね。

この形式を「五輪の正式種目に」という動きがあるそうで、チンクワンタ会長のコメントも発表されていましたが、みどろは・・・ちょっとヤだなぁ(笑)

個人戦では勝てない・けどペアやアイスダンスは強いヨーロッパ勢の考えそうなことだよねw
なのに、結局優勝するのはアメリカかカナダの気がするぞ(爆)

Sports@nifty」で今シーズンのフィギュアスケートアワードの投票も始まりますが、今年の「コーチ・オブ・ザ・イヤー」は、みどろ的にはタチアナ・タラソワですね。

五輪前年の今年を「チャレンジの年」として浅田真央にあれだけの課題を与え、失敗した浅田真央に言ったセリフが

乗り越えろ!

ですよ(笑)
これはスゴイ。なかなか言えません。鼓舞しているようでいて、かなり突き放しているw
乗り越えるということすら、今年の課題の一つだったんでしょうね。。。

そしたらどうですか。
SPでも3Aを跳んでしまうほどに成長した浅田真央が、シーズン終わりには出来上がっていたのですよ。
みどろのそれまでの評価としては、タラソワは少しアーティスティックに寄ったコーチ、だというイメージがあり、対極にいるのが「勝つためのプログラムを与えられるモロゾフ」だと思っていました。

けれど浅田真央という稀代の素材を与えられて、タラソワは存分に腕を振るっていますね。来年はどういう味付けをしてくれるのか、怖いけど楽しみな気持ちになってきました。wink

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/12

『駅路』

松本清張原作、向田邦子脚本という信じられない豪華な取り合わせ。
で、演出は「北の国から」の杉田成道氏。

昔だったらTBSがドラマ化していそうなところですが、今回はフジ。だからこその杉田氏。
考えてみれば久世光彦ももう死んじゃったんですものね。
嗚呼、昭和は遠くなりにけり。

当時の設定のまま、というのは難しいでしょうから、多少脚色が入るのはわかりますが、昭和63~64年の設定にしたのは、「ちぐはぐ」なものを感じました。

本妻の十朱幸代が家では着物を着ていたり、TVに映る映像が白黒だったり(「昔を振り返る映像」という位置づけなんだけど)、そもそもそのTVが我が家にも無かったくらいの古~~いチャンネル式だったり。だいたい昭和64年はバブル華やかなりし頃で、もっと世の中浮かれまくってただろ。
ここは原作通り、昭和30年代でよかったのでは。

番組の最後に流れたイメージ映像も、戦後の日本の風景で、それは失踪した小塚の人生に合わせたものだとはわかりますが、あまりにも唐突かつ、物語との乖離を感じました。

キャストはみんな好演してて、深津ちゃんの抑えた演技が哀しさをより際立たせていました。ただ、久世光彦だったら、木村多江の告白シーンはもっと淡々としゃべらせたろうな、と思います。

淡々と「慶子ちゃん、運が強い子ね。あの日来てたら、二人とも殺されてたのに…」と言った方が怖いでしょ。

他に印象に残ったのは、劇中で使われた写真の美しかったこと!

トータルに見れば秀逸な佳作でした。
松本清張の話も、向田邦子のドラマもどちらも好きな人間としては、どっちの世界観で見ればいいのか最後まで決めかねたのが消化不良でした。

もう一度見ればもっと整理されるんだと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/06

アメトークDVD!

落ち込んでもすぐ立ち上がるのがみどろ。
ぜんぜん違う話題が挟み込まれるのがAnekoda。

ということで、今日はアメトークDVDです。

3巻出てますが、内容を見てとりあえず2巻を購入。

2巻は
1 高田純次と絡みやすい仲間たち
2 ホテルアイビス芸人
3 中川家&次長課長 即興コント
[特典]
イジリー岡田の楽屋探訪

という内容。
普段アメトークを見ていて、「これは忘れらないっ!おもろかった!」と思っていたのが、
・高田純次
・ガンダム芸人
・花の47年組
・中川家&次長課長
・有吉のアダ名付け
・ダチョウ倶楽部の熱湯ネタ解説
・各種プレゼン企画
・徹子の部屋芸人
・一発屋芸人2009

でした。DVDにかなり収録されている!これは見ないとね、ということでとりあえずまずは2! 1巻は有吉のアダ名が入っているので、これも買うことは決定。3はレンタルで見ようかな。

2のオススメは「中川家&次長課長の即興コント」です。

も~~明け方4時くらいに見てて、眠くて眠くてってときだったのに見ちゃったもん。しっかり。
お気に入りは「吉兆さん」が出てくる「初出荷」
「みどりの窓口」「焼き肉屋の家族」

止めない限り一生やってるよ! この4人!(爆)

ま、商品としては「人気の高かった回を集めてDVDにしました」ってだけなので、
未公開映像などは少なし。
録画してるって人には必要ないものかもしれないですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/01

デジャ・ヴュ

この記事を読まれましたか。また、モロゾフもこんなことを言っています。

みどろは驚きをもって読みました。
内容についてというよりも、「青嶋ひろの」さんがこれを「ここに書いた」ことについてです。
フィギュアスケートについて専門で書いてらっしゃるライターさんは何人かいますが、有名どころはやっぱり田村明子さんとか、青嶋さんだと思うんです。
まだ日本国内でフィギュアスケートがこんなにメジャーでなかった頃から、自費で試合の観戦レポートをし、発表するメディアがなければ自分で作り、儲からなくても売れなくても「好き」という情熱ひとつで書き続けてきた人たちです。
選手や試合を間近で見、我々が知ることのできない裏話や影の苦労を、温かい文章で紹介してきてくれました。

もちろん実際に見聞きしたことをすべて書いているわけではないでしょう。
書けないことはいっぱいあるだろうと思うんです。
でも今回彼女は書きました。「こんな浅田真央に誰がした」と。
このオープンなスペースに。署名入り記事に。

ちょっと長いけど引用します。

実際、すべての努力を彼女はしてきたのだ。自分なりの目標を立て、ストイックに立ち向かい、コーチに止められてもこっそり滑るほど、練習の虫。そんな姿勢は、小さなころから現在まで何も変わらない。
 どんなに褒められても奢ることなく、どんなに実力をつけても人に接する態度を変えることはない。彼女ほどのトップアスリートで、街でも、試合会場でも、ミックスゾーンでも、誰にでも感じよく接してくれる人など、そうそういないだろう。
 才能があって、努力も人一倍して、気立てもいい。そんな彼女が今日のフリーのようなスケートを見せてしまう――何か、彼女自身にはどうしようもないところで、うまくいかないことがあるのだろう。

フィギュアスケートは、いや浅田真央は今、ビッグビジネスの渦中にいる。彼女を取り巻く人々の思惑、大人の事情、過度の重圧……。そんなものが、浅田真央の輝きを奪ってはいないだろうか。決して悪意ではなかったとしても、複雑に絡み合った様々なものが無邪気な彼女をを不安にさせ、ビジネスや利権、人々の欲望が、やさしい彼女をすり減らしていないだろうか。

この気持ちはみどろにとってデジャヴでした。
アルベールビル五輪で伊藤みどりが銀メダルに終わったとき。
「伊藤みどりを潰したのは、われわれだ。」
と思いました。
「日本人全員で、伊藤みどりの金メダルのチャンスを阻害してしまった」
とすら。
前シーズンからの(枠取りも含めて)過剰な期待。それまでの4年間まったく取り上げてもこなかったメディアが、にわか仕込みで書く不勉強な煽り記事。今とは注目度が全然違いましたから、誰もフィギュアのことなんか詳しく知りもしなかったのに、にわかに期待だけ寄せる国民性。
もちろんしかたない面もあります。当時は冬の五輪といって日本人が勝負できる種目はスキージャンプやスピードスケート、ショートトラックくらい。
「ノルディック複合」なんて種目、ほとんどが存在も知らなかったんですから。
伊藤みどりがあの五輪の期待を一身に受けてしまったのは、「天才であるが故のさだめ」なのかもしれない。
けれど、結果的に金を逃したとき、わたしは「取り返しのつかないことが起こってしまった」という絶望感にさいなまれました。
この罪は、私も含めて日本人全員にあるとすら思いました。
今これを書きながらも、自然に涙が流れてくるくらい、後悔と自己嫌悪と、伊藤みどりに申し訳ない気持ちとがない混ぜになるのです。ずーずーしいと言われればそれまでですが。

あの苦い経験を、少なくともみどろはもう味わいたくない。
約20年近く経つというのに、みどろはまだあのショックを払拭しきれていないのですから

荒川静香が、金メダルを手にしたあとで、各種メディアのインタビューに答えてこんなことを言ったことがあります。
「長野(五輪)のときは、何がなんだかわからないまま終わってしまった。あの頃はいろんな人がいろんなことを言ってきて…」
それはトリノの時の安藤美姫の姿ともカブります。

あの頃と比べて、みどろは、少しは成長したのでしょうか?
あなたは、わたしは、あの頃から変われているのでしょうか。

「真の決着はバンクーバー」「キム・ヨナにPCS出すぎ」と、自分が滑っているわけでもないのにみどろは書きました。
いろんな人たちも書いています。

北京五輪を控えたころ、スピード社の水着を着るべきだと世論が沸き立っているころ、北島康介はある試合であるTシャツを着ました。
英語・日本語・中国語でこう書かれていました。

「泳ぐのは僕だ」

苦い経験があるのに、われわれは都合の悪いことはすぐ忘れる。すぐ調子に乗る。

みどろは今、バンクーバーまでの残りの10か月を、どうすることで選手に報いていけるのか、考えあぐねています。

| | コメント (7) | トラックバック (1)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »