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2009年5月の記事

2009/05/06

プリンスアイスワールド 2009

今年のGWの最大イベント、「プリンスアイスワールド2009」新横浜公演、行ってきました!!

何が最大イベントかって、そりゃあんた、伊藤みどりが、7年ぶりに滑るからだすよっ!

伊藤みどりは神ですから。

伊藤みどりは神ですからっ!

誰が何と言っても、伊藤みどりは神ですからーーーっっっ!

実は今こそ改めて、伊藤みどりの凄さを実感している人も多いのでは。
時代のヒロイン、浅田真央をもってしても苦しめている3Aを20年も前に跳んでいて、それよりもすごいのは、彼女は同時に

6種類のトリプルジャンプ+3-3+3A

という、浅田真央のフルスペックとも近いプログラムを当時すでに滑っていたということです!
単純に比較できないとはいえ、当時のプログラムのまま今の世界選手権に出てきたとしても、優勝を狙えるプログラムですよ。
しかも「練習嫌い」(!)というのも伝説。

7年ぶりに彼女にすべる機会ができたというのは、本人の意向ももちろん、時代の要請もあっただろうと思っています。
もちろん今、3Aを跳べるわけもなく、今回は2Aにすら跳び悩んでいたようですが、みどろが見に行った回ではきちんと成功!

あ。
泣いてたし、オレ。
も~~~。伊藤みどり絡むと全部泣くから(笑)。おれは。

フィナーレの後は選手にお花を渡せる時間もあって、最前列だったみどろもしっかりお花&握手&写真をゲット!

Midori
それから太田由希奈ちゃんと、武田奈也ちゃんも!
Yukina Nana

由希奈ちゃんは少しふっくらした?という印象でしたが、相変わらずの美しさで、伊藤みどり・荒川静香・太田由希奈という、タイプは違うけれど
技術・総合力・美
それぞれを極めた三選手を見られたのはオトクな公演でした。本田武史もいますし。

夏もやるようなので(伊藤みどりも出ます!)、また行きたいな。

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2009/05/05

阿修羅・ア スーラ・アスラン・アッシュ

阿修羅の話題はまだ続きます。

たまたまですが、2週間くらい前から昔のマンガを読みだしてて、お約束通り読み出したら止まらず、「全○巻」とかを最後まで読み切ってしまうw
最初にたまたま手にとってしまったのは「バナナ・フィッシュ」でした。

主人公はアッシュ・リンクスというNYのストリートキッズのボス。金髪碧眼の並外れて整った容姿とIQ180以上の頭脳、圧倒的なカリスマ性と天才的な運動神経を持つ美少年。日本人の英二との間に育まれる友情物語を軸としながら、「BANANA・FISH」の謎を追ううちにコルシカ・マフィア、華僑まで巻き込んだ合衆国の暗部へと足を踏み入れていく物語です。

連載当時はアッシュの死を受け入れるまでに時間がかかってしまったくらい、みどろにとって求心力のあるマンガでした。読み始めたら止まらなくなるのはわかっていて、今この時期に久しぶりに手に取ってしまったことに不思議な因縁を感じます。

なぜならその名前です。
「アッシュ(灰)・リンクス(山猫)」は呼び名で、本名は「アスラン・ジェイド・カーレンリース」と言います。
アスランは古代ヘブライの祈りの言葉で、「暁」を意味するということが本編内で説明されます。ミドルネームのjade(翡翠)は彼の瞳の色から。
そして「アッシュは『阿修羅』と音が似ている」ということは本編内でも触れられています。
これはいかにも後付けのエピソードとはいえども、阿修羅とアッシュは相通ずるものがあり、意図して阿修羅の名を模して始まった連載でもないだろうに、偶然の一致は驚くくらいでした。

阿修羅…古代インドの異教の神。争いを好み帝釈天と長く戦いを挑んだが、釈尊に帰依して八部衆に取り入れられた。 …とは仏典の中での阿修羅。もとは光と創造の善神でありながら、なぜ「争いを好む悪神」になったかといえば、新しい神々の流入により、「ア」が否定の接頭語、「スーラ」が天を意味することから、「非天」=「神に非らざる者」として魔の世界におとされ、中古以来、恐るべき鬼神として認められるようになったという経緯があります。

少女のような美しさを備え、その容姿がために数々の恥辱も受けてきながら、誰かに支配されることをよしとせず、抜群の能力と頭脳で大物たちを敵に回して戦いを挑んでいくアッシュはマンガの登場人物とはいえ、現代の阿修羅と思わせるに十分なものがあります。

興福寺の阿修羅像の、あの少年のような姿、怒りでも悟りでもない表情を湛えた立ち姿をどう解釈しましょうか。
仏教を保護する眷族にまで貶められて、永遠ともいえる長い時間、何かを見つめている像でしょうか。
それとも今はすべての怒りからも解き放たれ、少年の頃の気持ちで仏教の守護神として過去の己の過ちをも見つめようとする像でしょうか。
それは人それぞれでしょうが、いかようにも解釈でき、見るときの自分の気持ち次第でいろんな見方もできるところが、人気の秘密なのかも。
この像を作った仏師は罪作りですね。1000年も後の世の人間まで惑わせるんだから(笑)

その仏師を描いているのが長岡良子 古代幻想ロマンシリーズの1つ「飛火野幻想」(「昏い月」所収)

仏師・開(はるき)と異国の舞姫・衣羅、大学寮に通う珂琉(かる)3人の悲しい短編。
阿修羅をどう解釈して造像したか、思いを馳せて読むことができます。
これも阿修羅展より数日前にたまたま手にとって、最後まで読み切ってしまったシリーズ(^^ゞ

なんだか「呼ばれてる」ようだわ~(笑)
しばらくこの不思議な因果に身を任せておこう。

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国宝・阿修羅展

Poster_2 

夕方なら比較的空いているからという情報のもと、17時を目指して平成館につくも、やはり30分待ち。すごい人気だなぁ。

日本人はなぜこんなに阿修羅が好きなんだw

興福寺創建だけでなく、平城遷都も1300年になり、いろんなイベントが目白押しのようですが、「せんとくん」より「阿修羅くん」をイメキャラにした方が成功だったろうに…w
Sentokun
見ているだけでなぜか異様に腹の立つ「せんとくん」

閑話休題。
八部衆の一つでありながら、展示も阿修羅だけ別立てのエリアに。
360°ぐるりと見回せるというのが今回の展示の目玉でしたが、そのエリアはまるで、みどろが子どものころランランとカンカンを見に行ったとき(年がバレる)のようで、まさに人寄せパンダ!

前列、全然動かねーのっ!

ま、パンダほど殺気立ったものはなく(笑)、焦らなければちゃんと見られて、目的は達成。

ていうかこーなると、やっぱり奈良に行きたいなー! 夏休みは奈良かな~~!

あと冷静な情報としては、「興福寺展」ではなく、「阿修羅展」なので、展示物は絞られています。有名な日光月光菩薩とか、金剛力士立像などはありません。十大弟子立像と八部衆立像がメインとなります。
阿修羅の他には「迦楼羅(かるら)像」Karura が保存もよく、迫力があり、目を奪われました。光の当て方など、展示もよかったですよ。

阿修羅像については言い古されているとはいえ、少女のような華奢な体から伸びた細長い腕、少年のような面差し、最小限の衣しかまとわず、過度な装飾を避けた造りは、1000年以上の時を経ても我々の心をとらえて離さない理由がわかる気がします。

この1000年余、幾度も罹災しながら残ってきた像ですが、末端の細い指先は欠け落ちています。指先とともに、私たち日本人は何を落としてきたでしょうか。

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