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2009/11/16

新採点方式で不思議に思う点1 コンビネーションジャンプ編

旧採点時代から見てきた一人として、みどろが新採点方式で不思議に思ってる点がいくつかあります。


よくよく知っていくと、ところどころ「?」の個所があるんですよ(笑)
おもにコンビネーションとシークエンスなんですけど。
今回はコンビネーションについて。


ジャンプの明確な得点化は本来、比較的受け入れやすかった変更点でした。
旧採点時代は、一つ一つがこれほど明確にポイント化されていないとはいえ、
ジャンプの難易度は当時から変わらなかったわけで、
フリップを跳んだ選手よりは、ルッツを跳んだ選手のが点数が上
というのはもう当時からも当たり前のことだったので。


ただ気になっているのは、コンビネーションジャンプは単純な足し算にされていることです。
ルッツが6点、トウループは4点、だから
3Lz+3Tのコンビネーションは、足して10点。と。


これ単独で見れば不思議には思わないのですが、よく考えてみてください。
トウループジャンプは、単独で跳ぼうが、何かのセカンドジャンプで跳ぼうが得点が変わらない、ということになりますよね?
同じくルッツジャンプも、単独で跳ぼうが、着氷後すぐ別のジャンプを跳ぼうが、点は同じ…。


旧採点時代の感覚からすると、これはちょっと損した気分(?)です。
それぞれのジャンプを単独で2回跳ぶのと、1つのジャンプの後ろに別のジャンプをくっつけてコンビネーションにするのとでは、後者のが難しいと思うんですよ。
あるジャンプを、ただ跳べるだけじゃない、コンビネーションにできるんだ、
ということは評価が違ってもおかしくないのでは…?


ショートを例にするとわかりやすいかな。
ショートに入れるジャンプは3つ。(女子の場合)
 ・3-2か3-3のコンビネーション
 ・アクセルジャンプ
 ・コネクティングステップからのトリプルジャンプ


これを、ある選手は、
3Lz+3T
2A
3S
としてプログラムを組んだとしますね。足し算すると18点。


片やもう一人の選手は
3S+3T
2A
3Lz
として跳んだとします。足して18点。


基礎点は一緒なんです。
この辺がみどろとしてはちょっと「?」なんですよね~。
もちろんわたしはやったことがないので、どっちが難しいか正確には判り切りませんが、
3S+3T
を跳ぶより、
3Lz+3T
を跳ぶ方が圧倒的に難しい
と思うんですよ。
選手はどうなんでしょうか…?


今シーズンから、ヨナは得意の3F+3Tを3Lz+3Tに変えてきました。
これをテレ朝のアナウンサーなんかは、「難しいほうに変えたんですよね? ね?」と
やたらと「基礎点UPだ」を強調したいようでしたが、
ショートでいうなら、代わりに単独ジャンプをLzからFに変えざるを得ないので、基礎点は一緒なんです。
組み合わせが変わっただけで、跳んでるジャンプがLz、T、2A、Fの4種類であることに変わりがないので。
足し算はどっから先に足していっても答えは同じ、ですよね。
その程度の変更、るるに足らず!


もちろん、これを利用する手もあります。モロゾフなんかは誰よりも早くその辺のマジックに気づいて、プログラムに生かしてきたことが、結果につながっていると思うこともあります。
あと、ヨナも。
もう一人、ラウラ・レピストも。レピストに至っては旧採点時代ならここまで上がってきた選手かどうかすらわかりません。


「利用する」とはつまり、
セカンドジャンプは、どのジャンプのあとに付けても一緒
ということです。


何を跳ぶか(ダブルなのかトリプルなのか、TなのかLoなのか)、
どこで(前半か後半か)跳ぶかが重要であり、
組み合わせは重要でない、ということになります。


極端な例を挙げると、フリーで
3Lz+3T+2Lo
そして単独2Aを跳んだ選手と、


3Lz+2Lo
そして2A+3Tを跳んだ選手だと、


圧倒的に前者のが実力が高いと思うのです。
見た目にも前者を見たときのほうが「ぐおっ!」と驚く。後者を見ても「さすがだね」くらい。
でも基礎点は一緒(笑)


これ、まんま今の真央とヨナみたいな感じですね。
見た目にはそんなに点の取れることをやってるようには見えないヨナが、真央に勝っている現実は、この辺のマジックにも隠されているように思います。

安藤美姫も、この「ジャンプの組み合わせのマジック」をよく活かしていますよね。
特に彼女は全種類のジャンプが跳べるし、おそらくどのジャンプでも後ろに3Tをくっつけられるくらいの実力がある。だから一番効果的な組み合わせのプログラムを考えることができる。無理に最高難度のコンビネーションを入れなくても、残りの組み合わせ次第で同じような基礎点にまでもっていけるわけだから。


別にこのシステムを「どうにかしろ」とか「おかしい!」と言いたいわけじゃないんですよ。
面白いなぁと思うんです。バリエーションが広がって。


組み合わせの妙は選手によってパターンがいくらでも考えられて奥深い。
そして考えているだけでも楽しいところ
結構こんなことばっかり考えながらスケートを見てますw

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