「ジェーン・エア」
日生劇場にて松たか子・橋本さとしの「ジェーン・エア」。
うかつなことにミュージカルだった!!!
みどろの苦手な、ミュ、ミュ、ミュージカル… (((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
しかし! 原作の素晴らしさの一言に尽きて、最後には涙ボロボロ鼻水ジュルジュルして帰ってきました。
ま、ミュージカルの「ずるさ」はまた別の機会に譲るとして。
みどろにとって「ジェーン・エア」は、高校時代にNHKで放送された、BBC放映版。
2夜連続だったか2週連続だったか、とにかく2日、食い入るように見て、穏やかでも感動的なラストに、いたく打たれたのでした。
今回のラストも、あの時の感動が甦り相まって、今だからこそより感動的に感じることができました。
この物語が名作として読み継がれてきた理由はきっと、このラストに凝縮された
希望
その一言に尽きる気がします。決して幸せな状況の二人とは言えないラストなのに、そんなことはどうでもいいと思えるほど、心に満ちてくる静かな幸福感。前向きな明るさ。
それが決して絵空事には感じられないように人物たちが描かれているから、なのでしょう。
大団円・ハッピーエンド・シンデレラストーリーでは決してない。
ジェーンは強い信念をもって自分で人生を切り開き、人を許して、やっと最後に最愛の人との生活を手に入れる。
特別な才能も身分もなくとも、深い信仰心をもって高潔に・毅然と生きてきたジェーンが幸せを感じるからこそ、我々も心が洗われる。
印象的だった台詞があります。
寄宿学校でいじめられて絶望的になっているジェーンに、親友が言います。
「人の愛ばかりに目を向けすぎているのね」
人の中でうまくいかないときでも、神を信じて、神が見ていると思って生きていけばいい
というような言葉で彼女を勇気づけます。
この「神」の概念は日本人にはにわかに理解しがたくとも、似たような教えはやはり日本の文化の中にも存在するように思います。
人の中だけで満たされようとしすぎるから、絶望も多くなってしまうのではないか。
「人は人でしか救われない」というのは実は違うのかもしれないな、
とそんなことを考えさせられたお芝居でした。
この物語には人間の可能性、人生の素晴らしさとともに、
信じる心と言おうか、運命や困難を受け入れる強さが描かれていて
上質のラブ・ロマンスとしてさえ昇華しています。
また、ラストがより感動的に感じられるのは、
薄幸で短命だった原作者の人生にまで思いをはせてしまうからかもしれないですね。
それと、なぜだか映画「ピアノ・レッスン」を思い出した、、、。う~ん、、、衣装から?w
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
















最近のコメント