書籍・雑誌

2008/08/24

補足

「甘えんぼ王子」のところでご紹介した「マッチ ディナーショー」の記事のリンクですが、みどろが書いた記事ではありません。念のため。

松本美香さんが以前やっていた「no life no boys!」というサイトでの記事です。
甘えんぼ王子の「ファンの願いを完全否定」なところが、この記事のマッチを思い出させたので貼っておきました。
今は「おとこ日記」と改めて、はてなで続けていらっしゃいます。
本も出てるよ。

松本美香・・・松竹芸能のお笑いコンビ「-4℃」の一人。-4℃は相方上嶋祐佳の結婚引退(夫はますだおかだの岡田圭右によりコンビは解散、今はピン芸人。

とにかくこの人の文章はおもしろい!!
結構いろいろ「いただいてる」部分も多いです、実は(笑)

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2008/07/20

掃除の仕方を教えて。

家がほぼ決まりましたので(まだ本審査が残ってるけど)、早速できるところから荷物の整理を始めました。
まずはDVDやCDや雑誌や本などを整理して(重いし)ブックオフに売り払って少しでも足しにするべ、と思いました。

しかし、、、まぁ、、、いらないモンをたくさん持ってんな。オレはshock

●このスマップのシングルCD、1度しか聞いてない上にmp3にも落としてない。しかもシングルCDて。昨今見ないよね。
-----> ベスト盤あるので売り。×12枚(森くん映ってるから高く売れないかなー。)

●このスマップのDVD、開けてもいない上に埃をかぶりすぎてる。。。
-----> ビニール外して売り。

●このびみょ~に時代を感じさせるCDたちは、捨て? どーする?
-----> ラルクとかglobeとかミスチルとか岡本真夜とか川本真琴とかMINMIとかMISIAのデビュー盤とか・・・。結局「売り」に。

おーし。CDは終わったな。

次はDVD・・・。
オレは売れそうなDVDをまったく持ってないな(苦)さっきのSMAPくらいかよ。
スライドショーもシティボーイズも第三舞台も売りたくないし・・・。ほとんど保管決定。
新しい家にもついて来てください。

次は本! 本は多すぎて押入れの奥にあるので、そこは次回。とりあえず机の横の本棚はここ数年のものが多いのでこっから始めるか。

でも・・・・・・・・・・・・・・・。(汗

池田晶子・・・・・・・・・捨てられない、、、。
向田邦子・・・・・・・・・捨てるわけがない。
鷺沢萠・・・・・・・・・もちろん捨てないし、、、。
西村しのぶ・・・・・・・・・捨てるどころか2セットずつ持っときたいくらいですが、、、。
スケート関連・猫関連・芝居や映画のパンフレット・・・・・・・・・す、捨てません。
西原とナンシー関もたくさんあるぞ。・・・・・・・・・捨てない、、、でしょ(汗

捨てるものがなーーーーーい!!!

え? 「今後も読むか読まないか」で判断するの!?
持ってると幸せ」って基準は!? その幸せはプライスレス

っうっわぁ! なんだこの
●『存在論的、郵便的 ジャック・デリダについて』(東浩紀)

ナニーーー!? この難しそうな本ーーー! いつ買ったの? 何で買ったの? これほんとにオレが買ったの!? 逆に捨てられないジャンか!

●『私のワインは体から出て来るの』(宮藤官九郎)

「なんでこんなの買ったのかしら?」と捨て箱に入ってたのに、うっかりページをめくったら2秒に1回爆笑のオンパレードで、こっそり 本棚に戻してしまいました。

あ゛ーーーー、ダメなみどろ!! ダメダメ子っっ!
アタシにも小須田部長のように横で「いりません。」と言ってくれる原田泰造が必要だわ(涙)
Kosuda

ま、でもそういう人の言うこと聞かないだろうケドww



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2008/06/14

永遠のなぎさ・多恵子

氷室冴子も死んでしまったんですね。。。

大流行した「なんて素敵にジャパネスク」は、みどろ的には「ザ☆少女小説」に感じられてしまい、ほとんど読みませんでした。
みどろにとって氷室作品は
Nagisa
「なぎさボーイ」
Taeko
「多恵子ガール」
けどそれだけでも十分だった。

中学生だよ、当時。
コバルト文庫、流行ったね〜〜〜。
これは同じ話を、男の子の「なぎさ」と、女の子の「多恵子」
それぞれの視点で書き分けた、いわば二つで一冊の内容になっています。

みどろは女なのに、当時は「なぎさボーイ」のが共感したなぁ。なぜか。
「多恵子」はもう立派に「女」すぎて、ジメッとした女のいやらしさもちょこっと見え隠れして、当時のみどろには読むのが辛かった。

中学生だったみどろにとって、お互いがかけがえのない存在であるような男子もいないし、ましてその子が他の女の子と仲良くなってやきもきするなんて感情は、身近でなかったのかもしれないよ。
今読み返したら圧倒的に「多恵子ガール」なんでしょうね、きっと。

2冊とも、まだ押入れに眠ってるはずです。久しぶりに画面で表紙を見て、中学生の自分がフラッシュバックしてくるようでトキメキますね。
あの頃の自分、あのときの気持ち、あの若さ(笑)

でも実は今でも、誰の心にも「なぎさ」と「多恵子」がいるような気がしています。
みどろなんて、なんだかんだ言っても、女としてはあの頃の自分から、ほとんど成長していない気さえするよ。
結局、男性の考えていることを女の自分はわかってあげられないもんね。もちろんその逆もあるだろうけど。

これは永遠のテーマなんだな、と訃報に接して改めて思いました。
当時は人によっては「所詮 少女小説家」みたいに酷評する人もいたけど、私にとっては十分に青春の1冊のハズせないラインナップになっています。

まだお若かったのに・・・。残念ですね。

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2008/05/21

「20世紀少年」

GW後の日曜日、やっと麻雀デビュー!したんです。
でもま、その話ではなくて。
集まったのは会社の男の子の家なんですが、7人だったので、途中でメンツを入れ替えながらやってまして、みどろたち途中から抜けた女子は、その子の本棚に並んでいた漫画に目をつけ、何気なく読み始めました。

それが「20世紀少年
20century

もちろん知ってはいたけど、読んだことはなかったので、1巻から全部揃ってたのは嬉しかった。当日中には読み終わらなくて、貸してもらって、一緒に読んでいた子に毎日3巻ずつ会社に持ってきてもらい、先日やっと読み終わりました! もう1回最初から全部読みたいくらい!

映画化するんだよね。楽しみ楽しみ。
http://www.20thboys.com/index.html

しかしこの原作を!? 実写化!?
と思ったら、どうやら3部作くらいでやるみたい。
納得。
以下、ネタバレ含みます。

続きを読む "「20世紀少年」"

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2006/11/07

今、改めて「火車」

父親が肺がんで入院、手術することになりました。
も~~今年はいろいろありすぎてしっちゃかめっちゃかです。

父の弟である叔父さんが亡くなったのが5月。
その後母の姉である伯母さんの訃報が入ってきて、
さらに先日両親の友人である、知人のおばさんが亡くなりました。
これでさらに父親になんかあったら、どーしよーかってな感じでしたが、
まあ父の肺がんは早期で、そんなに心配することはないようで、
少しだけ胸を撫で下ろしてます。

で、今週末から入院なのですが、どー考えても、仕事以外には大して趣味も無く、毎日酒のんでテレビ観て(あ。みどろと一緒)たまの休みにマイナーな映画を観るくらいしか楽しみのない父には、入院生活は暇で苦痛だろうと、「本でも持っていってあげるよ」と約束しました。

して、本といっても父がどんなものを読むかよくわかりません。
とりあえず、みどろの本棚にあるもので、父も読みそうなものを適当に見繕ったのですが、「一橋文哉『三億円事件』」くらいしか見当たりません。これもただ、「中年の男性の鑑賞にも堪えそう」というくらいの基準で選んだまで、ですが。

毎日新聞編集部の「発掘捏造」とか読むかな?
みどろは楽しめたけど、オヤジは座散乱木遺跡とか、相沢忠洋とか、ピンとくるか?

しょうがない、やっぱり外さないところで、はやりの横山秀夫なら読むだろ、きっと。横山は外さないだろ。<根拠のない勘

横山秀夫を読むなら、まず宮部みゆきを読めってよ。
宮部みゆきなら、「火車」だよ、「火車」。
と、今日は仕事帰りにそんなことをブツブツ言いながらブックオフで本を探しました。

見てるといろんな選択肢が出てきて、例えばこういう時間のある機会だからこそ、手塚治虫の全集とか、「三国志」全巻とかも考えたのですが、ま、とりあえず今日は小説でまとめました。マンガはまた、考える(笑)

ラインナップはこんなところ。
・宮部みゆき「火車」
・横山秀夫「震度0」
・野沢尚「砦なき者」
・鷺沢萠「葉桜の日」

最後の一つはみどろの好み(笑)文庫だと「字が小さい」とかいう情けない言い訳をされそうなので、ハードカバーで探してやったよ、オヤジ。

で、やっと本題の「火車」に入りますが、みどろの拙い読書経験の中で、これは間違いなく第1位に入ってくる小説です。
初めて読んだとき、最後の1ページをめくる手が震えていました。あんな経験は他にはありません。
自分でも持っているのですが、オヤジに渡してしまえるように、再購入しました。買うときも、持って帰ってきてからも、改めてパラパラとナナメ読みしたのですが、やっぱり最後の1ページをめくる手は震えそうになった。これはスゴイお話ですよ。

ある一人の不幸な女性。
その女性のたどった道を丹念に丹念に探っていく一人の刑事。
その女性、「現在」の時間軸の中には、最後の最後まで登場しないんです。
クライマックスで刑事は、その女性が現れるであろう場所で待ちながら、ずっと考えます。
「まず、何から訊こうか」と。
けれど最後の1ページで言うのです。
「そんなことは問題じゃない。俺は、君に会ったら、君の話をききたいと思っていたのだ」と。
それは読者である、私にとっても同じことでした。長い長いお話を最後まで読んできて、それでもまだ、「本人から、あなたの話を聞きたい」と思うのです。

なんで、このときに直木賞をやらなかったかな~~~。
本当に謎。
このあと宮部は「理由」で直木賞をとったけど、「理由」なんて屁みたいな作品ですぜ。どっちかって言えば宮部の作品の中でもサイアク、に近い作品(長いだけで中身が薄い)なのに。

読んでくれるかな~、オヤジ。
入院生活が終わった頃には、オヤジと熱~~く「火車」について語れることを祈っています。

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2006/09/09

幻の未完「メディックス」発売!

Medics
西村しのぶ「メディックス」発売されました!

「発売されました!」と言っても今年の6月なんだけどね。
みどろがうっかり忘れてただけで。

とある新聞で「寡作というより怠け者」と評されたくらいの西村しのぶ。
中でも「ビッグコミックスピリッツ」に連載開始されながら(しかももう16年前)途中で止まったままになっている本作は、ファンの間でも半年に1回くらい「メディックス連載再開!?」とか「メディックス単行本化!?」という噂が流れる、ということがもう4~5年続いていて<オイオイ
さすがのみどろも、「このままなんだろうな、、、。」と諦めのが強かった。うっかり注文し忘れてたけど、あ~早く読みたい。超楽しみribbon

Amazonを覗いたのでついでに注文したのが
Alcorl2
やっぱり西村しのぶ「アルコール 2巻」

それから仕事の参考でちょっと「オヤジギャグ」について検索してて思い出して、「悲しいダジャレ」も注文しちゃいました。
「鹿を叱った。・・・・・・夜明けまで。」
う~~~~楽しみnote

全然毛色の違うところで。
「知っておきたい 日本語コロケーション辞典」
日本語専門の人から言わせると金田一さん親子の評価というのは分かれるところらしいのだけど、あんまりこの手の辞典は出ていないし、読んでるだけでも楽しそう。「辞典読むと楽しい」って言うと「辞典って何かを調べるものでしょ?!」と「変わった人扱い」されるのが悲しいけど。

なんでこんなこと書いてるかっつーと、自分でUPしたところから自分で購入しても紹介料がつくから。・・・・・・・・・セコイ。

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2005/05/14

痛い。

痛い。痛いよ、リアルに痛い。
上京ものがたり(西原理恵子)

もう西原は「ぼくんち」みたいな傑作は描けないのかと思っていたので、これはテイストが近くて安心した。
「ぼくんち」と違うのはあれはただのギャグ漫画として読んでも成立してるとこ。

これはリアルに痛い話ばっかで辛くなるくらい。
・・・ってもしかしたらそんなに痛いのはみどろの問題なのかもしんないけど・・・。

タイトルどおり地方から上京してくる女の子の話なんだけど、実際の西原の体験談とは少し変えてるみたいです。もちろん実際を知ってるわけではないから、今までのインタビューだったり本人の発言から推測する限り、ですが。

特にねぇ、中盤以降“「働かない男」に「なぜ働かない」の一言が言えない私”のエピソードが始まって、さらにその二人は猫を飼っていたりして、もーーーみどろ的に痛い話ばっかり(泣)

このブログにはみどろの古い知り合いも見に来てるから知ってる人には聞き飽きた話だと思うんだけど、みどろ、どうやら働かない男に縁があるらしいのです。(あたしが呼んでるのか?! えっ? 呼んでるのか?)

そもそも実の兄貴が働かねぇもんなぁ。働かないどころか高校に入学した辺りから学校に行かなくなった。でも毎朝リストラサラリーマンのように、行くふりだけはするんだよ。だからみどろが持たせてやってたお弁当を、毎日そこらに捨ててたってことが後日判明。この件だけは一生許さねぇぜ!!
だって当時みどろは中学生ですぜ。うちの母親は家事をしない人だったので(今で言うネグレストですね)、自分のお弁当と兄貴のお弁当を作ってたんだよ。母親に対して納得いかない気持ちがあるのはみどろだって一緒なのに、その妹にまでこんなことするかっ?!え?

んで大学時代から付き合いだして、長らく半同棲してた男も、大学卒業後、4年も5年も働かなかった。ギャンブラーでお金は持っていたので、貢いではいないが(むしろみどろの方がお金を借りてたくらい)、ナゼ月~金でストレスを溜めながら終電まで働いているみどろが、毎日パチンコや競馬や麻雀をしている男にお金を借りなきゃイカン! と腹立たしかった。チキショー!
しかもヤツがやっとこ就職したらすぐ別れちゃったのよね(笑)バカだ、俺。

その後も「フツーに働いてる人」とは全然長続きせず、今の相方は働いているんだけど、まったく金がない。すごい謎。ま、職人なので、毎日仕事があるとは限らないし、その世界って「出てナンボ」らしいから毎月決まった金額がもらえるわけではないみたいなんだよね。
でもなんかここ最近はタバコを買うお金もないみたいで、久しぶりに携帯に掛けたらお金払ってなくて止められてるし(爆)
こういう場合フツー、「なんでお金ないの?」とか「毎日仕事行ってるフリしてるけど、ほんとは行ってないんでしょ?」って聞けるもんなのでしょうが、なんか、聞けないのよねぇ。だからといってお金は絶対出さないけど(笑)相方がタバコすら我慢してるときに「温泉へ行こう」のDVDとか買っちゃってるし。
相方も兄貴みたいに、持たせてやったお弁当、仕事が無い日は捨ててんのかなぁと思ったら頭にきて、作るのをやめた。「いらない日はいらないって言ってくれればいいじゃない!」と言ったら逆ギレしてた。なんでアンタがキレんだよっ。

タイプは違えど、なんだか「フツーに毎日働く」ということと縁遠い人ばっかりが多くて、これはやっぱりみどろ側の問題なのか? なんかヤだなぁ。でも兄貴は選べないぞ?

どーでもいいからあたしも「サラリーマン」と付き合いたーい!!

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2005/05/05

GWの課題

浪費の記録です。
これら↓をGW中になんとかやっつけなければ…。
<DVD編>
「温泉へ行こう1」DVD-BOX Ⅰ
届いてます。見ちゃいました。「温泉へ行こう」最高! 「温泉へ行こう」万歳! <ちょっとヤケ。
「新選組! 第弐集」も届いてます。見てない。壱すら…。
●その前に「新選組 ! 」スペシャル DVD-BOXも届いてます。見てない。
●とっくに届いてた、「恋人よ」。も見れてません。

<本・マンガ編>
○ちょっと前ですが「監督不行届」(安野モヨコ)読みました。おもろかった。そもそも安野モヨコと庵野さんが結婚してたっての、つい最近まで知らなかったよ。庵野さんってもっと×2気持ち悪い人かと思ってた。通常版と特別版があったので特別版を注文したら、オマケで携帯ストラップがついてきた。いらねっ! こんなもん。バシッ。←投げつける音
RUSH第3巻(西村しのぶ)やっと出たか。もっと仕事しようよ、西村(泣)
ばら色の人生(鷺沢萠)
上京ものがたり(西原理恵子)
女の子ものがたり(西原理恵子)
毎日かあさん2 お入学編(西原理恵子)あれっ? なぜだろう。西原理恵子オンパレードだ。
チーズスイートホーム(こなみかなた)かわええ♪
失踪日記(吾妻ひでお)一気に読みました。ガス管工事についてこと細かに説明してるあたりがツボでした(笑)

今後の購入予定
<DVD>
『第三舞台 Vintage Box 2』買うつもりなかったのに、「ビー・ヒア・ナウ」だけのために買うかぁ(ため息)
★グループ魂
<CD>
☆三浦大地ソロデビューシングル

<本>
「百年の誤読」
オフィスめめ最終巻

はぁ~。まだまだ尽きない、浪費三昧。。。

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2005/04/11

今日は葉桜忌

葉桜忌
と言ってもこの言葉をはじめて聞くかたがほとんどでしょう。
作家鷺沢萠氏が亡くなってから、今日で1年です。
http://www.lares.dti.ne.jp/~midoro/sagisawa3.jpg
あっと言う間の1年でした。
何年たったところで、彼女が還ってくることはない。
今こうしていても、そのことが涙が出てくるほど切なく哀しい。

ちょうど1年前、この衝撃的ニュースが流れてオフィシャルやファンサイトを覗いていて、チャットにも参加しました。そのとき、「鷺沢の命日をなんと称するか」という話になったことがあり、そのときの候補の1つが「葉桜忌」でした。

おおかたがこの呼び方に賛成でしたが、そんなことはどうでもよくて、みどろはその言葉を目にしたときから、勝手にこの日を葉桜忌と心の中で呼んできました。

由来は『葉桜の日』という書名によります。
『川べりの道』で当時最年少18歳で文學界新人賞を受賞。そのすぐあと、『帰れぬ人々』で芥川賞候補に。これだけデビュー当時から騒がれると、その後の作品が尻すぼみしていくパターンも少なくないですが、質の高い長・短編をコンスタントに送り出し続け、充実期とも呼べる『葉桜の日』で再び芥川賞候補になります。
切なくて、心臓をわし掴みにされるような気持ちにさせられる作品です。また、この単行本に併録された『果実の船を川に流して』(三島由紀夫賞候補作)がまた傑作です。私は鷺沢の作品で、何が一番よかったかと聞かれれば真っ先にこの作品を挙げます。

美形でしたよ、当時はかなりの。素敵な女性でした。素敵な写真がここにあります。
当時私は、そう歳も変わらないこの才女の作品に、救われていたとでも言うべきでしょうか。

川べりの道を歩いていた少年が、帰れぬ人となったことに気づき、葉桜の日に死に装束を探しに旅立つ。自分は何者なのか。海の鳥なのか、空の魚なのか。スタイリッシュ・キッズはいつか駆ける少年となり、失恋バイバイ、を経験しつづける。大統領のクリスマスツリーを飾り付けていくように、一歩一歩重ね続けてきた少年たちの終わらない夜は、本当は不安定なハング・ルースな夜だったのかもしれない。君はこの国を好きかと問われ、ケナリも花、サクラも花と答えた筆者が、最後にたどりついたのはビューティフル・ネームをもつウェルカムなホーム
鷺沢にとってこの世はウェルカムホームではなかったのか。

とにかく、彼女が死んでしまったときに、私も同時に何か、生きていく気力の1つを失った気がしました。

彼女が、居なくなってしまうことを選んだ理由はわからない。もう誰にも。
私はこの1年、いろいろと考えてきたこともあり、わかるようなわからないような気持ちになるときもあるけれど、それはあくまでも私の想像に過ぎない。

いつか、私もあちら側へ行く日がくる。近いか遠いかは私にもわからないけれど。
もう一度あちらで彼女と会える日が来たなら、『果実の船を川に流して』のラストを読み上げてやりたいと思う。そして「ウェルカム ホーム!」と、あの一人の繊細な女性を、両手を広げて迎えてあげたいと思う。

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2004/10/01

この本は面白い。<オビより。

「編集狂時代」松田哲夫(新潮文庫)

実はみどろ、この著者を知っています。というか会ったことがある。
あちらは私のことなど知らないと思うけど。
松田さんと言うのはわかりやすく言うと「王様のブランチ」の書籍コーナーに出演している、あの人です。

最初に就職した会社(ページレイアウト~印刷・製本までの会社)はちくまさんと取引があった。
元々出版志望だったみどろの希望を汲んで、上司がちくまさんの営業担当にしてくれたのだ。もうかれこれ9年ほど昔の話。

主に図書目録や、新刊本の広告ページを担当していたので、自然とちくまさんの作る本に詳しくなった。良心的で地味だけど、言ってみれば昔ながらの堅気な出版社。最初に持っていたのそのイメージは最後までみどろの中で崩れることはなかった。
松田さんは当時から偉いさんだったので、みどろが一方的に社内でお見かけするだけだったけど、会社の命令で企画書を提出することになり、付け焼刃のやっつけ仕事で、ホームページの開設を提案する企画書を出した。

インターネットは当時から解禁になっていたが、まだ自社のホームページを持っていないところも多く、みどろがいた会社は今で言うXMLとかをやってるとこなので、それはもう、是非プッシュしたいとのことで、今思うと企画書の体裁も整ってなかったようなみどろのつたない文書一式で、その松田さんまで顔を揃えてちくまさんは会議を設定してくださった。

も~とにかく恐縮しまくって、一体どんな内容を話しあったか思い出せないくらいだよ。何せ企画書書いた当の本人が、当時は自宅にパソコンも持っていなかった。会社もXMLだとか言う割には社内にLANも通ってない町工場上がりの零細企業だった。<オイオイ。今思うと会社もそれでよく企画書をちくまさんに持ってくよね(爆)
その企画書も、家で休日にオアシス(!)で作った記憶があるなぁ。

本書はそのちくま書房さんの取締役松田さんの、編集者としての半生ともいうべき本です。
編集の仕事をしている人にはバイブルとなるであろうくらい、実にその仕事の核の部分、大事な部分についてわかりやすく、且つ面白く書かれている。
みどろが出版社の社長とか人事だったら、新入社員にまず、読ませたい本です。

編集に興味のない人でも、収集家とか、何か一つのことを深く掘り下げるタイプの人は楽しく読めると思います。
でもナゼ、この本新潮文庫から出てるのかしら?(笑)

ちなみに、みどろがその会社にいるときに、ちくまさんは「頓智」という月刊誌を創刊したことがあります。ちくまさんにとっては唯一の雑誌。やはり広告ページをやらせてもらってました。ところが4号ほどで休刊になってしまい、「アチャ~」という感じだったんですが、その経緯についても書かれています。

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